スポーツコラム

ROUND 22　熱い夏も疲れ知らずに乗り切ろう！

　今年、2012年も半年が過ぎ、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃…。

　雨の日が結構多く、20km以上のロング走などの走り込みが出来なかったのが不本意でしたが、6月6日以降は雨天日も雨の止み間をぬったりして、毎日70分程度のJogを維持させています。

7月～9月は、開催大会も少なく自分自身も“シーズンオフ”の予定です。10月以降の大会に向けての地脚強化をしっかりやって行こうと考えています。

　これから夏も本番となり暑さも厳しく、食欲も減退してしまいがちですが、やはり「腹が減っては戦は出来ぬ！」の気持ちで、ここはガッツリ、たっぷり食べて、飲んでしっかり走りこんで行きたいですね。

今年に入ってフルマラソン2本にハーフを2本、ウルトラマラソン50kmを1本を走ってきて思ったのは、栄養と休養の大切さです。「今更？」と思ったりもしましたが、私自身の日常生活の中で、食に関しては比較的自分好みの物に偏りがちです。（主にカレーライス、揚げ物、麺類…）高カロリーなものが多数ありますね。

体重増加はあまり気にしていないのですが、体を動かすなら、好きな物を腹いっぱい食ってガンガン頑張ろう！というのがポリシーです。
ただ、調子にのってついつい食べ過ぎてしまい腹痛を起こしたりすり事もあるんです。そこは、今後気をつけて行きたいですね。

最近、友人とも「バテない体をつくる食事」の事を話す機会があって、新たなメニューも取り入れて今後のランニングライフに是非活かしたいものです。

　休養に関してですが、昨年とは明らかに変わった事が一つあります。入浴時は、ほぼ毎日浴槽にお湯を貯めて、10分～15分湯船に浸かるようにしています。昨年迄は、ただシャワーを浴びるだけで何も考えてなかったんですが、翌朝起きた時の疲労の抜け具合がなんとなく良くなった様に感じます。

これまでは、夏の入浴は特に汗を早く流してサッパリして早く上がって旨いビールを一杯、と言う気持ちが先走っていましたが、今年からは違います。

完全休養をあまりやらない自分にとってはこれとないリカバリー術だと思っています。この夏、夏バテ知らずで乗り切って行きたいですね。

　7月終盤からは、ロンドン五輪も開幕し、熱い夏になるのは必須。

　　(*'∇')/ﾟ･:*【　頑張れ日本！　】*:･ﾟ＼('∇'*)

ROUND 21　充実の50kmでしたε=┏(* ﾟ▽ﾟ)┛

　6月2日（土）午前11時に小雨のパラつく中、阿蘇カルデラスーパーマラソン50ｋmの部がスタート。

　スタート1時間半前に送迎バスで阿蘇市波野支所のスタート地点に到着し、100kmのランナーんの皆さんが通過して行くのを見て気持ちを高めてレースに臨みました。

ウォーミングアップをせずにスタートした為、5km地点までは1ｋｍ約6分ペースで刻み、8km～12km地点は標高100ｍ位下がって行く道のりでペースを迎えてたつもりが10kmを53分30秒で通過。下りになると、ペースアップしてたつもりではなくても、自然と速度は上がってしまいます。

スタート時から降っていた雨もやむ事もなく、走るには支障をきたすどころか心地よく感じました。

阿蘇波野に別れを告げ産山村へ入り、12km～22kmにかけて100m位緩やかに上がっていくコースで、上がりが得意な自分にとっては「ここからスタート！」といったところでギアチェンジしました。

15kmの産山村役場付近で盛大な声援を受け、ここで出来る限り沿道の方々とハイタッチを交わして、エイドステーションで水分とアンパンを摂取。前回よりも早めにエネルギー補給して更にペースアップ。

上りがダラダラと続きましたが、息はほとんどあがる事なく快調に運んでいきました。22km過ぎのやまなみハイウェイの横断箇所に差し掛かり、ここまでで上り坂は一段落。

そこから少しの下りとフラットなコースになり中間点の25kmを2時間1分代で通過し、27km過ぎで再度、アンパンにバナナ、オレンジにスポーツドリンクを体に入れ込み、28km過ぎからの上りにスタンバイ。

ここから3km位かけて100m近くの標高をかけて駆け上がりましたが、問題なく走り切りペースもイーブンで推移し、32㎞の緩やかなアップダウンにも大きなトラブルもなく脚を進めてきました。

自分が一番苦手としている急な下り坂が、38kmから42kmにかけて待ち受けています。ここの下りは眺めはとても良い所なんですが、前回大会まで、毎回苦労している場所でなかなかうまく下りきる事が出来ずに体にダメージを負わせていました。

今回も特に下るための対策等もなかったんですが、前半から力を抑えて行ったのが良かったのか解りませんが、脚の疲労度合いもこれまでこの大会を走ったなかで一番なかったように思います。標高300mをこの4kmにかけてがんがん下っていきました。下りの終わり42㎞地点を3時間20分で通過。

昨年より2分近く遅かったんですが、39km過ぎのエイドステーションで最後のエネルギー補給でクリームパンを半個口にしてスポーツドリンクで流し込んだり、スタッフの方とわずかな会話も楽しんで気持ちに余裕があったように思います。

ここでの充電が残り8kmを走るのに有効だった事は言うまでもなく、ゴールまではあとの8kmほぼ平坦なんですが、4kmの下りを終えた後にはむしろ上がっている感覚もあったほどです。それも何とかクリアしてペースダウンする事なく、45㎞過ぎからは10時間切りを目指している100kmの参加者の方と併走する場面もあったりして刺激になりました。

気がつけば雨も上がって心地よい微風のなか、阿蘇市総合センターのゴール地点へ。3時間57分代で走破することが出来ました。